サントリーの誇るプレミアムブランドの一つ、人気のウィスキー「響」。数年前に人気の最中、世界中で起こるジャパニーズウィスキーブームにより、原酒不足が発生したことにより販売中止となってしまった「17年」を始めとして各ラインナップがそれぞれ有名ですね。 名前はよく耳にするけど、一体どんなお酒なのか?今回の記事では「響」について書いていきたいと思います。
人気のジャパニーズウィスキー 「響」とは
「響」は、日本人の繊細な味覚や感性と匠の技を結実させるというコンセプトをもとに、様々な原酒をブレンドして作られた「ブレンデッドウィスキー」と呼ばれる種類のウィスキーになります。また、ブラームス作曲の「交響曲第1番」の第四楽章をイメージして作られたとも言われており、その名の通りブレンダーが奏でる「響」(ハーモニー)を表現した、奥行きのある味わいや香りが特徴となっています。 多様な樽で熟成された原酒を、酒齢を問わずブレンドすることで生み出されたものであり、数多な原酒の個性を堪能できる銘柄なのです。
世界最高峰の賞を受賞した「ブレンデッドウィスキー 響」
世界中で高い評価を受けている「響」
権威のある賞である「インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ2004(ISC2004)」を始め、各ラインナップで25種類以上の賞を受賞しています。
中でも「響 21年」は、2004年以降20以上の受賞歴を持ち、名実ともに日本のウィスキーの最高峰となっているのです。
響ブランドの主な受賞歴
「響」の愛される特徴
日本国内のみならず、世界中で愛される響はその繊細な味わい、様々な原酒を匠の技によるブレンドで表現される何層にも感じられる香りを持っています。
- 香り :
- 樽の香りが程よく移ったウッディな香りにバニラの様な甘さを感じる香りが特徴で、その中にも何層にも渡って様々なフルーツを思わせる柑橘系の香りなどが嫌味なく混ざり合う。ハーモニーという名が大袈裟ではないのが感じられる。
- 味わい :
- 口に含んだ際のまろやかさ、その中にもドライな口当たり。杏に似た甘味を感じさせつつも、オークの少し乾いた感じが後を引く。ほろ苦くもドライなフィニッシュが次の一口を誘う。
バランスの良いブレンドによって、様々な飲み方にも合い、幅広い層に支持されるのがわかるウィスキーです。ロックの様に時間をかけながら、味わいや香りの変化を楽しみながらの飲み方をオススメしたいと思います。
響には味や香りはもちろんのこと、そのボトルデザインにも特徴、作り手のこだわりがふんだんに詰まっています。